◆プラスチックボール

2014年ヨーロッパ選手権団体戦(2014.9.249.28inポルトガル・リスボン大会と、2015年1月に行われる「全日本卓球選手権大会」で、正式にプラスチックボールが使用される事が決定しました!

プラスチックボールは、
【シームレス/継ぎ目無しタイプ】と
【シーム有り/継ぎ目があるタイプ】の2種類あります。

XuShaoFa/許招発
【シームレス/継ぎ目無しタイプ】
【国際卓球連盟(ITTF)公認球】
【日本卓球協会(JTTA)公認球】

継ぎ目が無く、イレギュラーしにくい、安定している。

 

TSP
【シーム有り/継ぎ目があるタイプ】
【国際卓球連盟(ITTF)公認球】
【日本卓球協会(JTTA)公認球】

継ぎ目があり、今までのセルロイドボールに近いが、セルロイドほど
イレギュラーバウンドなどは少なく、XuShaoFaとセルロイドの中間くらい。

 

ドニック
【シーム有り/継ぎ目があるタイプ】
【国際卓球連盟(ITTF)公認球】

継ぎ目があり、今までのセルロイドボールに近いが、セルロイドほど
イレギュラーバウンドなどは少なく、XuShaoFaとセルロイドの中間くらい。
TSPと同等性能。

国際卓球連盟(ITTF)公認は取得しているが、日本卓球協会(JTTA)公認球
ではないので、一部国内の大会では使用できない場合がある。

他のブランドと比較すると、安い。

 

ヨーラ
【シーム有り/継ぎ目があるタイプ】
【国際卓球連盟(ITTF)公認球】

継ぎ目があり、今までのセルロイドボールに近いが、セルロイドほど
イレギュラーバウンドなどは少なく、XuShaoFaとセルロイドの中間くらい。
TSPと同等性能。

国際卓球連盟(ITTF)公認は取得しているが、日本卓球協会(JTTA)公認球
ではないので、一部国内の大会では使用できない場合がある。

他のブランドと比較すると、安い。

 

Nittaku

【シーム有り/継ぎ目あり】

【日本卓球協会(JTTA)公認球】

【国際卓球連盟(ITTF)公認球】

2014年ヨーロッパ選手権団体戦(2014.9.249.28inポルトガル・リスボン大会指定球。

◆なぜボールは『プラスチックボール』になるの?

プラスチック製 卓球ボール

「セルロイド」も広義では「プラスチック」に含まれるが、
卓球界の一般的な表現にならい「非セルロイド」を「プラスチック」とします。
参考文献:「卓球 知識の泉」(藤井基男著、卓球王国発行)
卓球の歴史、ボールの歴史

 卓球は1880年代にイングランドで誕生。当時流行していた「ローンテニス」を産業革命の成功で力をつけた上流階級が、その広い屋敷の中の大きなダイニングテーブルの上で楽しんだのが卓球(テーブルテニス)の始まりと言われている。
 テニスボールから派生して、小さなゴム製ボールやシャンパンのコルク栓を丸めたボールが登場したが、技が限られラリーが単調で面白みに欠けるため、やがて卓球の人気は次第に衰退した。
 これを救ったのがセルロイド球(ボール)の登場だった。1900年(明治30年)イングランドのジェームズ・ギブ氏が渡米。おもちゃのセルロイド球を持ち帰った。セルロイド球ならではの心地よい打球感、適度なスピードや回転から生まれるラリーの面白さが人気となり、卓球がイングランド中へ、やがてヨーロッパ、そして世界中へと広まっていく大きなキッカケとなった。その良し悪しが競技そのものの運命を左右するほど、ボールというものが重要な存在であることを物語るエピソードである。  

なぜボールは『プラスチックボール』になるの?

卓球は1988年ソウル大会から五輪種目となりました。
卓球が五輪種目として存続するためには、競技にまつわるマイナス要素を排除することが重要で、ITTF(国際卓球連盟)は「セルロイドには爆燃性があり、危険性は否めない。今後ボールの素材には使わない。」という決断を下しました。また天然素材のために供給が不安定で、近年良質なセルロイドが入手困難になっているという状況も起こっていました。様々な理由から、100
年以上続いたセルロイドボールは、舞台を降りることになったのです。(ニッタクホームページ引用)

公認制、ボールへの厳しい規程
ITTF(国際卓球連盟)もJTTA(公財・日本卓球協会)も卓球用具についてはルールを定め、メーカーに対して公認制をとっているが、中でもボールに対しては格段に厳しい基準を設けている(下表)。(ニッタクホームページ引用)


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